Portfolio|corda3-4

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短編小説|corda3-4

雨のにおい 榊×土岐

雨が降っていた。
秋になり過ごし易い気候が続いていたというのに、すこし寒くなりだしたと思っていた矢先、昨日からだらだらと長雨がつづいていた。

あきのたび 榊×土岐

タタン、タタンと音をたて、電車は規則正しく揺れる。
阪急電鉄神戸三宮駅から、梅田行きの特急に乗り、梅田駅のひとつ手前、十三駅で河原町行きに乗り換え、榊大地と彼の恋人は京都へ向かっていた。

指輪 榊×土岐

数ヶ月ぶりの逢瀬のためにとったホテル。
部屋に設置されていたソファはしっとりとした光沢のある黒いレザーで覆われていて、座り心地も最高だった。
恋人と並んで座るのにちょうどよいラブソファだ。
だが、隣に座っている恋人は明らかに怒っていた。